が、父親が志願兵として海軍に入り「人間魚雷『回天』」を搭載した潜水艦に乗り組んでいたこともあり、父親の青春期を追いかけながら戦史に接するうちに、様々な矛盾する情報に出会い、私なりに更に情報を集めて整理していったところ、これはアメリカの洗脳政策に日教組が乗っかり、マスメディアをも巻き込んだ結果であると考えるに至りました。
世界の中でも日本ほど、誇りを失わせる学校教育を自国民に行っている国はないでしょうし、日本人ほど愛国心の欠片も持ち合わせていない国民はいないと私は断言できます。
公務員である教師が日の丸と君が代を拒否してもクビにならない異常な国が、現状のこの日本であると私は認識しています。
そんな中、mixiで知り合ったフィリピンつながりの独身青年が貸してくれた本が「親日アジア街道を行く」井上和彦著、扶桑社刊でした。
私はフィリピンに関わるようになってから、フィリピン戦や神風特攻隊についての資料は見てきましたが、大東亜戦争の全体像についてはまだ勉強不足でした。
この本は平易な文章でアジア全体と日本軍の戦闘について現地の人々の証言も交えながら、今まで日本のマスメディアが声高に叫び続けた項目の一つ一つに訂正を加えてくれています。
私は過去の戦争を肯定も否定もしません。ただ事実は事実として後世に残さねばなりません。
今の日本があるのは日本兵として戦った朝鮮半島や台湾の人々も含めて、勇敢だった日本軍人たちの流した血と散らした命のおかげであることだけは忘れてはならないと思っています。
そして沖縄戦、広島長崎、東京大空襲の民間人犠牲者と、フィリピンを始め戦場となった国々で亡くなられた非戦闘員のみなさんの命の犠牲も忘れてはいません。
この記事をご覧になって少しでも日本の近代史現代史に感心を持っていただけたら幸いです。